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トラックドライバーの不足は年々深刻になっており、ドライバーが足りない=動かせるトラックの数が減るということ。このままでは「物が運べなくなる未来」が現実になると予想されています。
しかも運び方そのものが非効率です。本来いちばん良いのは「1人のドライバーが、満載の荷物を、待ち時間も荷役もなく運び続ける」状態。ところが現実は、荷物がまとまらず積載率は約4割、労働時間の過半は運転以外(荷役・待機)に費やされています。ここを解決できれば、トラックが運べる量は飛躍的に増えます。
■(荷物)が各社の間を引き継がれていくイメージ。インターネットでデータがルーター間をリレーされて届くように、荷物も各社の間をリレーされて届く——これがフィジカルインターネットと呼ばれる考え方。ドライバー1人あたりの運転距離は短くなり、労働環境が改善し、荷物はまとまって積載率も上がる。
リレー輸送が有効なことは以前から分かっていました。できなかった理由は、各運送会社が別々の法人で、互いに取引関係もなく、「次に誰に渡すのか」を決める共通の仕組みがなかったから。各社のデータは社内に閉じており、倉庫側と運送側のデータも現状まったくつながっていません。
そこで必要になるのが、どの会社のものでもない「共通の荷札データ」です。荷札が全員から見える場所に1つ上がっていれば、「その区間、私が運びます」と手を挙げた会社が荷物を引き継ぎ、その履歴がデータ上で証明されていく——これがBit Waybillの中核コンセプトです。